タテの糸はあなた ヨコの糸は『齊藤麻弓』です。

わかりやすく織物について解説していこうという試みです。私的解釈に基づきます。

ペラペラなんだけど…

言っておきたいことがあります!麻弓です!

とっても重大なこと!

「織物は立体ですっ!!!!」

よしっ!言ってやった!


デニムの生地とかを指で優しくなでてみると…デコボコしているのがわかりますか?

かたい糸とか太い糸などで織られた布だとわかりやすいのですが、見た目でも、デコボコのデコのところに光があたって明るく見えて、ボコのところには影ができているのがわかると思います。
目立ちはしませんが、ごく薄い布でも同じです。よくよく見るとデコボコしています。

布には厚みがあります。
布の厚みはその布を織るのに使われている糸の太さと同じではありません。
織物はタテの糸とヨコの糸を組み合わせて出来ているので、タテ糸とヨコ糸の重なりの分だけの厚さがうまれます。

織物を立体としてとらえることは、とても大事な考え方です。
織物を平面だと思っていると、織物がどのように出来ているかを考えにくくなります。
どうぞ、頭の片隅にでも『織物は立体』だという意識を置いてやってもらえたらと思います。

んー、今回はあまりおもしろい内容ではないですが、丸暗記だと思って、ぜひ織物に対する意識改革をお願いします。