タテの糸はあなた ヨコの糸は『齊藤麻弓』です。

わかりやすく織物について解説していこうという試みです。私的解釈に基づきます。

ハタオリの始め方 ~私の場合~

二度めまして。齊藤麻弓です。
本日も機織りしてきました。仕事ですからね、平日は毎日してますよ。
私は土日はお休みなのですが、これは機織り業界ではわりとめずらしいみたいです。土曜もお仕事の場合がけっこうある。前の職場はそうだったなぁ。


さて、今回はハタオリの始め方!についてです。
皆さん、機織りを仕事にするには…どうしたらいいか想像してみて下さいな。
代々家業で機織りしてまして~とか、専門学校で勉強してました~とか、そんな感じですかね。うーん、あまり思い浮かばないな。
確かに、そういう人もいるのですが、実際は特別なことは何もないです。

私は大学では物理学を勉強していたのですが、3年生あたりで、そろそろ就活しないとなぁという時期がきましてね、で、ハタオリ。
いや、流れがサッパリわからない!
というツッコミがくるかしら。
でもですね、単純に、どこの会社に就職しようかなぁ…という選択肢の中に『ものづくり』を入れただけだったんです。
で、選んだのが機織り。
進路を告げた時の教授の反応がね、もう鳩が豆鉄砲くらったような感じでしたね。ハタオリって何語?そんなん聞いたことない。みたいな。
なにはともあれ、機織りしよう!と思いついたわけです。
そして始めました。
大学4年の時に大学の研究と週に半々で始めたので、もうすぐ10年になります。

あらあら、長くなってきたので、具体的にどう始めたかはまた次回にしようかな。

とにかく、やりたいことはやろうと思ったときが始め時ってことです。
物理からの機織り!てんで畑違い!でも、できちゃいました!

では、つづく。